分娩の取扱いは、平成25年5月をもちまして終了いたしました。
里帰り分娩や病院での分娩を予定されている方の妊娠健診は引き続き行なっています。
豊中市民病院、淀川キリスト教病院、済生会中津病院で分娩される方は、途中の妊婦健診の連携を行なっています。
健診以外でも赤ちゃんの様子を超音波で見たい方は、気軽にお申し出ください。
ご主人様も一緒に画像を見ていただけます。
避妊方法には何種類か選択肢があります。
当院では、低用量ピル(OC)や子宮内黄体ホルモン放出システムによる避妊をお勧めしています。
避妊方法はそれぞれの適応や、皆様のライフスタイルを考慮してご提案します。
生理不順で悩んでいる方には、超音波エコーで子宮や卵巣に重大な病気がないかチェックします。
検査に痛みなくすぐに終了します。腫瘍や明らかな異常がないようなら、
ホルモンバランスのくずれということになります。
治療方法は、患者様の年齢や仕事の都合によって決めていきます。
妊娠の可能性や子宮がんの疑いがあったりなど、思わぬこともありますので、
3ヶ月以上不安定なら一度受診しましょう。
更年期とは、女性ホルモンの分泌が減少する「閉経を迎える前後の期間(45歳から55歳くらいまで)」の時期を言います。
生理が止まり、卵巣の働きが衰えるのに伴ってホルモンのバランスが乱れてきます。
そこで現れる様々な症状が、更年期障害と呼ばれます。
更年期の症状がでる人・でない人、症状の重い人・軽い人、個人差が大きく表れます。
主な症状
治療法
実は他の病気が原因だったという
こともあるので、まずは検査してください。
以上が見つからなかった時には、
更年期の可能性があると考えて受診してください。
乳がんは、日本の女性の罹患する確率が一番高いがんです。
女性の11人に1人が乳がんにかかると言われています。自分のために、周りの大切な人のために、
検診に行きましょう。早期発見をすれば、乳房を残しての治療が可能です。
子宮がんには、子宮頸がんと子宮体がんがあります。
一般的に検査をするのは、子宮頸がんです。
子宮頸がん
性交渉をきっかけに感染する。
パピローマウイルスによりがんが発症します。
子宮の入口にできますが、初期はなんの症状もありません。そのため性交渉を経験したら、年1回の子宮頸がん検診を受けましょう。
豊中市民検診を利用すれば、無料で検査が受けられます。
出血やおりものがあれば、保険診療でも検査が受けられますで、恥ずかしがらずに受けましょう。
子宮体がん
40才から増加する、
子宮のおく(体部)にできるがんです。
初期から不正出血を起こすことが多いので、
いつも月経と違う出血に気が付いたら
すぐに受診してください。
子宮や卵巣は女性にとって大切な役割をはたす臓器なのですが、
腫瘍ができやすく、そのうえいろいろな種類の腫瘍が見られます。
小さなトラブルが、病気のサインかもしれません。早期に発見して治療すれば、治る病気がほとんどです。
何かおかしいと思ったら、早めに受診するようにしてください。
結婚式や旅行などのご予定に合わせて月経を避けたい場合は、ピルを使用して月経周期をコントロールできます。
・遅らせる場合は、月経予定日の5日前までに受診してください。
・早める場合は、月経開始後7日目以内に受診してください。
生理をずらしても、体のホルモンバランスが乱れたりはしませんのでご安心ください。
タイミングを少し変えるだけなので、そのあとの生理は今までと同じように来ます。
日本では避妊をせず、夫婦生活を2年続けられても妊娠されない場合を不妊症と定義しています。
近年、妊娠・出産を先延ばしにされるご夫婦が多くなりました。
ただ、女性の妊娠のしやすさは加齢とともに下がってしまいます。
妊娠されにくい場合には早く検査、治療を受けられた方が妊娠の確率が高くなります。
赤ちゃんが欲しいと思っていて1年を経験しても妊娠されない場合は検査を受け、
必要なら治療をお受けになることをお勧めします。
まずはご相談だけでも結構ですので、悩まずご来院ください。